当社では、YVO4レーザーによるレーザーマーキングを行っています。
レーザーマーキングとは、高エネルギー密度のレーザー光線を照射することにより、熱変化や化学的反応を利用して文字や図形を印字する技術です。
主に、カーステレオ等のボタンの塗装剥離や金属部分へのマーキング加工で利用されています。MD−V9920を導入により、3次元曲面にも歪まない正確なマーキングが可能となりました。
また、レーザーマーキングは表面を削っている為、擦れて文字や図形が剥がれる心配がありません。

KEYENCE/MD-9920

対応材質

・ABS ・アクリルポリカーボネイト ・ウレタン樹脂 ・金属

※その他ご相談承ります。

我が社の特徴

  • レーザーマーキング加工可能サイズは『 300×300 』です。
  • 当社はカーステレオ等のボタンの塗装剥離のレーザーマーキングに多くの実績があります。
  • 社内で塗装を行うことで塗装膜を一定の厚みにすることが出来るので、きれいな画線や剥離面で仕上げることが出来ます。
  • レーザーデータはお客様から頂きました3次元データやDXFデータから作成致します。

レーザーマーキングの原理

レーザー光線を照射して、塗膜などに非常に細かい点状の穴を掘り、表面塗装を剥離します。表面の塗装のみ剥離するので、下地の基材や下地塗装が見える様に加工することが出来ます。

レーザーマーキングプロセス

1. レーザーデータを作成
3次元データ又はDXFデータからレーザーデータを作成します。レーザーマーキングの位置合わせる為、治具も製作します。
2. レーザー機にセット
対象物を治具に嵌めて、レーザーマーキングの位置を固定する。
3. レーザー照射
レーザーの強さ等を調節しながら、上の塗装のみを剥離する。
4. 完成・ライティング
レーザー終了後、バックライトを照らし、塗膜剥離の残りや、下地に影響が出ていないかをチェックして完成。

レーザーマーキングサンプル

カーナビ(ワーキングモデル)

ボタンは文字色のアンダー塗装(白)後、仕上げの艶消し黒塗装をしてレーザーマーキング。
後ろからライトを点灯させると12種類のボタンのレーザーマーキングした箇所とプリズムが点灯。

カーナビ(ワーキングモデル)

ボタンは文字色のアンダー塗装(白)後、仕上げの艶消し黒塗装をしてレーザーマーキング。
後ろからライトを点灯させると19種類のボタンのレーザーマーキングした箇所が点灯。

カーナビのボタン(ワーキングモデル)

文字色のアンダー塗装(白)後、仕上げのメタリックダークグレー塗装をしてレーザーマーキング。
後ろからライトを点灯させるとレーザーマーキングした箇所が点灯。